pokonyanko’s blog

好きなことをとことん

骨董市レポ 第173回 5月の平和島 全国古民具骨董まつり①

 たまにお休みが合うと、フリーマーケットや骨董市をめぐっています。海外旅行もアンティークマーケットや食器を目当てで行先を選ぶほどです。骨董市レポでは、私が訪れた骨董市やアンティークマーケットを紹介したり、そこで購入した戦利品を取り上げていきたいと思っています。誤字脱字があるかと思いますが、温かい目で見ていただければうれしいです。よろしくお願いします。

 

 

 という訳で、初めての骨董市レポは「平和島 全国古民具骨董まつり」です。

実はこの骨董市はずーーーっと言ってみたかったのですが、平和島ってどこ?家(東京の西側)から遠そう…と思って敬遠していました。たまに気が向いて「行こう!」となってもお休みが合わなかったりで、機会を逃していました。

ですが、今年の私は少し違いました。あらかじめ平和島 全国古民具骨董まつりの日程を調べて、それに仕事のお休みを合わせるという徹底ぶり!というか、普通の人はこうするのが普通かもしれませんね…

 

 

平和島 全国古民具骨董まつりとは?>

 1978年(昭和53年)に、イギリスにあるポートベロー・マーケットのような一大骨董センターを作ろう、屋内で天候に左右されない骨董市にしたい、そんな想いから始まった平和島 全国古民具骨董まつり。年5回各3日間開催されて、都内近郊を中心に全国各地から約300軒の骨董業者が集まります。

 私が行った2018年5月のものは173回目の開催で、日本で一番古く歴史ある骨董市です。屋内なので天気が悪くても開催されて、入場無料なのもうれしいですね。歴史ある骨董市なので外国人の方も多く来場していましたし、出品者の方も外国人の方がいらっしゃいました。会場内で流れるアナウンスもそんな客層を反映してか、日本語と英語でした。また本気で買い付けに来ている人も多く、カートを引いている方もちらほらいました。

 

<骨董市レポ>

 「平和島」という地名を冠しているので、てっきり最寄り駅は京急線平和島駅なのかと思っていましたが、実際は東京モノレールの流通センターが一番近い駅でした。ちなみに東京モノレールは運賃高いです…浜松町~流通センターまで10分なのに340円…

 ちょうど私が訪れた日は隣の建物でアニメ関係のイベントをやっていたので、若い女の子がたくさんいました。

 私は世間でアンティークが見直されて、若人にも人気があるイベントなんだと勘違いし、「若い女の子にも人気が出てきたのか!会場は人が多そうだけど、しっかり良いものゲットするぞー」と意気込んでいました。

 しかし、アニメのイベント会場を過ぎると明らかに客層に変化が。初老のおじ様方が大半になり、骨董市の会場に向かう客足もがくっと減りました。その時ようやく自分が大いなる勘違いをしていたことに気づき、一人で赤面してました。

 

 会場である平和島 東京流通センターに入って、2階に上がると入口がありました。

 

f:id:pokonyanko:20180510175745j:plain

 

 入った瞬間、そんなに広くないのかな?となめ切っていた私でしたが、これが見ても見ても終わりが見えない!(笑)しかも扱う商品が似ているので、「あれ、ここ前に見たっけ?」という錯覚に陥る。骨董市あるあるですね。

 

 全体的に着物や和食器、漆器等を扱うお店が多く、西洋食器を扱うお店は少なかったです。

 

f:id:pokonyanko:20180510190829j:plain

 

 

f:id:pokonyanko:20180510192038j:plain

 

 

 結構下のような大型家具を販売しているお店も多かったです。部屋が広くて、懐も許すなら買いたい。ですが、悲しきワンルーム暮らし&万年手元不如意なので、涎を垂らしながら横目で見るしかないんです。世知辛い世の中だ。

 

f:id:pokonyanko:20180510191440j:plain

 

 

 このお店はいつ覗いても人でごった返してました。人が人を呼んで商品があるところまでたどり着けないくらいでした。皆さん何を買ってるんだろう。

 

f:id:pokonyanko:20180510192127j:plain 

 

 伊万里を扱うお店が多くて、それを目当てでいった私には眼福でした。ほしいと思うお皿がいっぱいあったけど、手が出ないお値段でした。写真はないのですが、一番欲しかったやつは約8万円でした。古伊万里だったら8万円は妥当なのか?いつも洋食器ばかり買うので、洋食器は何となく自分なりの選択眼が養われつつあるのですが、和食器は全くそういった予備知識もないので、値段と価値のバランスを測るのが難しかったです。

 f:id:pokonyanko:20180510193108j:plain

  

 

 なんだか、写真を見返していると物欲がふつふつと湧いてきます。和食器もカラフルな柄物に惹かれがちなのですが、白と青の濃淡だけで表情をつけている食器も良いですね。どんな料理にもマッチしそうです。

 

f:id:pokonyanko:20180510194226j:plain

 

 

 この下の写真にある蕎麦猪口を買おうかどうか、ものすごーく悩んだのですが普段めったにお蕎麦とかうどんを食べない食生活なので今回は見送りました。

 でも3寸(9㎝)くらいのお皿に蕎麦猪口を合わせて、湯飲みと茶たくのようにして使いたい。やっぱり買えばよかったかもしれません。

 何て言うか、色々と物を見続けていると自分が欲しいものが何だったのか分からなくなってくるんですよね。目移りするというか、正常な精神状態ではなくなるというか。そういう人を狂わせる雰囲気が骨董市にはあると思います。←ギャンブルか!!

 そういう時は商品を置いて、他の店舗を見ながら冷却時間を設けるようにしています。また気になるお店に戻ってみて、商品が売れてしまっていたら今回が縁がなかったんだな、次にはもっと気に入る物が手に入るよと思うようにしています。

 

f:id:pokonyanko:20180510194345j:plain

 

 あとどこの骨董市にも言えることですが、朝早くに行くことを強くオススメします。私は早くに行ったので空いている間に見て回れたのですが、時間が経つにつれ、どんどん人は多くなるので。人をかき分けて自分の好みに合うお店を探し、そのお店の中で自分の求めているものを購入するには想像以上にパワーが要ります。

 それに目ぼしい商品は早くに買われてしまうので、目当ての物があるなら会場と同時にくらいの気概で参加するのがいいかもしれません。

 早くに骨董市を巡り、戦利品を手に抱えながら近くのカフェで昼食がてら休んでから帰宅するというのが、私のスタイルです。

 

 長くなってしまったので、一度この辺りで区切ります。私がこの骨董市でゲットした戦利品については、②で紹介する予定です。