骨董市レポ 第173回 5月の平和島 全国古民具骨董まつり②
前回の”骨董市レポ 第173回 5月の平和島 全国古民具骨董まつり①”から、だいぶ更新が遅くなってしまいました。今回のブログでは、私が5月の平和島 全国古民具骨董まつりで購入した物を紹介しようと思います。
ちなみに、前回のブログはこちら↓です。
購入したのはこちらの2枚の食器です。直径13センチほどの大きさになります。深さも2センチくらいあるので、少し汁気がある料理にも使えるかなぁと思って買いました。
価格は1枚1200円でした。2枚買ったので、値引きしてくれないかな?とも思ったのですが、元来小心者なので口に出せず…いつか値引き交渉を楽しめるくらいの精神的余裕を持ちたいです。
真上から取った写真です。
裏にはどちらにも銘は入っていません。見た瞬間に気に入って、手が出るお値段だったので、お店の人に細かいことを聞かずにちょっぱやで購入していました。なので、いつ頃の物なのかは全くの不明です。ですが、あまり古いお皿ではなさそうです。
お皿の側面に宝尽くしの模様が入っています。
※宝尽くしとは…?
吉祥文様の一で、宝物を集めた文様のこと。
如意宝珠(願いのかなう宝のたま)、宝鑰ほうやく(かぎ)、打ち出の小槌こづち、金嚢きんのう(金銭を入れる袋)、隠れ蓑かくれみの、隠れ笠、丁子ちょうじ、宝剣、宝輪、法螺などの宝物を配して、絵や模様にしたもの。
表面には生け垣と柿みたいな果物、もしくは花が描かれた面と
桜の花が2個描かれた面があります。一瞬梅の花かとも思いましたが、花びらの先が分かれているので桜だと思います。
梅と桜と桃の違い すぐわかる花の見分け方 | 生活情報お役立ちナビ
緑と灰色で彩られた青海波せいがはの模様も気に入っています。
※青海波とは…?
三重の半円を連続して波を表した幾何学文様。
平安時代に作られた「青海波」という雅楽の舞曲のための衣装から名付けられたとされており、江戸時代になり「青海波」の舞い手の装束にもこの文様が用いられた。日本的な雰囲気の文様ですが、意外にもギリシャやペルシャなどをはじめとして世界各地で見られる文様。
5月に買って早2か月経ちますが、いまだに一度も使っていません。こうして使っていない食器がどんどん増えていく…夏なので、薬味をたくさんのせた冷ややっこを入れたりしたいなぁと思います。もしくは、一人酒をするときにチーズとか生ハムとかのおつまみをちょこっと盛り付けたいです。