pokonyanko’s blog

好きなことをとことん

ばんたん名言ファクトリー~④~

 防弾少年団BTS)のインタビューやTwitter、ライブでのコメントなどで、感動を受けたり印象深かったものを独断と偏見でで紹介しています。

 4回目の今回は、2015年11月29日に韓国で行われた花様年華コンサートでのJINのエンディングコメントを紹介します。早速見ていきましょう。

 

 

ぢぇが はくせん って ぢょい おもにが

제가 학생 때 저희 어머니가

僕が学生のとき、僕のお母さんが

 

おもに ちんぐどぅり あどぅる ぢゃらんうらみょん

어미니 친구들이 아들 자랑을 하면

お母さんの友達が息子の自慢をすると

 

ぐにゃん むんむき どぅっこ ぐぇしどらごよ

그냥 묵묵히 듣고 계시더라고요

ただ黙々と聞いていらっしゃったんですって。

 

ぐれそ ぢょど ぢょい おもにはんて

그래서 저도 저희 어머니한테

だから僕もお母さんに

 

あどぅる ぢゃらん はんぼん へっすみょん ぢょっけった

아들 자랑 한번 했으면 좋겠다

息子の自慢を一度してくれたらなぁ

 

せんがぐる へっそんぬんで

생각을 했었는데

と思っていたんですが

 

いろけ どくっぷね ぢょうん むでるる ぼよどぅりる す いっそそ

이렇게 덕분에 좋은 무대를 보여드릴 수 있어서

こうやっておかげ様でいい舞台を(両親に)お見せすることができて、

 

ぢょい がぢょくっとぅらんて のむ がむさはんだご

저희 가족들한테 너무 감사한다고

僕の家族に本当にありがとうと

 

いぇぎ どぅりご しむねよ

얘기 드리고 싶네요.

伝えたいですね。

 

おんま あっぱ さらんへよ

엄마 아빠 사랑해요.

お母さん、お父さん、愛してます。

 

あみどぅるど さらんへよ

아미들도 사랑해요. 

アーミーも愛してます。

 

※日本語訳は、意訳を含みます。

 

 

 

 韓国は自分の子供の自慢を普通にします。

 日本だと近所の人や、友達の親に「◯◯ちゃんは、勉強がよくできるわねぇ」みたいな感じで誉められても、「いえいえ、そんなことないですよ~」って謙遜する文化だと思うんです。心の中のでは、「そうでしょ~!」って思ってても、わざと否定をすることが多いし、謙遜することが美徳だとされていますよね。

 でも、韓国では相手の子供を誉めたとしたら、間違いなくこう帰ってきます。

「そうなのよ!特に数学と英語が得意なの。勉強だけだけじゃなくて、ボランティアにも力をいれてて~」と。

 そんな文化だからこそ、周りが自分の子供を自慢するのをじっと聞いていることしかできなかったお母さんはつらかったと思います。そのことをお母さんから聞くJINも同じ思いだったはずです。

 年を取ったからか妄想力が豊かになって、親子のドラマ(私の妄想劇場)が勝手に頭の中で幕を開けるんですよ。それで、親子の苦節〇年を、ぴーぴー泣きました。

 母になった気分で、母親の視点からも号泣。子供としてのJINの視点からでも号泣。

 今JINのお母さんは「息子自慢」をたくさんしていることでしょう。お母さんどころか、親族みんながJIN自慢をしていると思います。

 

 JINはコンサートのコメントでちょいちょい感動エピソードだったり、じーんとくる話をするんです。防弾していないとうっかり涙腺を刺激されて、次の日まぶたが大変なことになります。Run! BTSでは芸人顔負けの面白さなのに。そのギャップがJINの魅力ですね。